モノクローナル抗体産生細胞株に関しての 日本の研究機関との「共同研究に関する覚書」締結のお知らせ

当社連結子会社の株式会社マイクロブラッドサイエンス(以下、「MBS」)は、2012 年に中国で設立
された体外診断製品、機器の研究開発、生産、販売のサービスに重点を置く Vazyme Biotech Co.,Ltd
(以下、「ヴァゼム社」)と 2021 年 6 月 25 日に締結した「日本展開における特定分野の独占的包括
提携契約」に基づいて、新型コロナウイルス治療薬の元となるモノクローナル抗体産生細胞株(以下、
「産生細胞株」)の日本における開発展開のサポートを独占的に担っております。
この度、MBS は、東京都に研究施設を有しており、日本のヘルスケア業界に関する臨床研究や技術検証など
を行うとともに直近では某大学との間で特定の分野における画像診断システムの開発などを行っている研究
機関※とのあいだで、将来において日本の製薬企業と当該研究機関が産生細胞株を用いた新型コロナウイル
ス治療薬を開発することを目的として、ヴァゼム社からヴァゼム社の産生細胞株を取得することを前提とし
た「共同研究に関する覚書」を8月 23 日から協議を開始し、8月 25 日付で締結した事をお知らせします。
なお、MBS 及び当該研究機関でのヴァゼム社の産生細胞株を利用した新型コロナウイルス治療薬の創薬化に
向けた研究の具体的な実施態様、実施期間等については、今後協議のうえ決定いたします。